2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧
kotoba が やっつけにくる あっけにとられて こんばん仕事帰り ひさびさしらふ ネッカフェ 着席 わたしと誰かさんと誰かさんの三つのドアをさっさと閉じて、 火宅のなかアルルの女を聞きながら万歳三唱する 関辰夫さん 映画の看板描きから、絵描きとなり、幼…
戦慄の雷イカズチを 落とす役割は 必至の責務に かられて 失念と忘失に綴じ 怒りを山瀬 目に見えぬ 大陸と大海の肩に 触れるその霊は 目に付随する瞬間トキを宿し 永遠の イメージを模るように 決定的で 半ばちぐはぐに踊ってみせた ハンモックの黒い赤子の ふ…
後生の 子の目のなかに 大洪水の記憶もようやく落ち着いたころ、一匹の兎が岩穴の中を ゆらめく釣鐘草のなかに戯れ 罠に落ちた 蜘蛛の網目に獲物を捕らえた 虹の橋にかかり祈りを ああ人目を避けた数々の宝石が 不躾の大道 肉屋の店店が露店をつらねた 人々…
志人 http://www.youtube.com/watch?v=gbd232U-Ba8 RHYMESTER http://www.youtube.com/watch?v=MPTprVK4kBw http://www.youtube.com/watch?v=dxZxwaHLatg MEISO http://www.youtube.com/watch?v=9eBbxF1nT0g http://www.youtube.com/watch?v=Kv4Dq_yCSNs THA…
わからないまま あとになって 失う者の 手にかけて 切り抜かれた陽の光 片重(かたえ)の窓から 差すゆっくりとした摂動で 互いを潜り抜けていた 両の環が間隙を縫っていく 空が人差し、人差し 示し合い 矢と目のその眉間に 五色の聡明な糸がよられる ひとつ…
朝の光を背にくるみ 私の歩く かげうつす 首から頭を持ち上げ 黙って見下ろせ! 何ソレ未知か! 直須足下無一糸去(−本の糸ほどの足跡も残してはいけない) 素足で歩きたい、 地球の足ウラにまかれた 海浜の砂つぶ 泥水に溶かれた砂模様 水たまり またいで歩…