2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「囁やく」ということについて…映画からかなり刺激されるところがありましたので、エッセイ的に追記しようと思いました。なかなかないなと。時々本を音読をして読むことがありますが囁やくようにして音読を楽しむことはあまりなかったように思います。なかな…

櫂を足代わり水底に刺し自在に操る技 ( 櫂は三年 櫓は三月 ) 爪足の塗る紅に糸挟みを入れる画の女 .

皐月雨 緑のリズム 渡月のはしげたのつぶさなひとつめこぼしが、青くそらからあがられないでいるのをみている。 したのよこのあおじろい川が、はかりしるときをしるかのようにぼくのたそがれを支えている。わたしのきこえぬきざしが自然のなかからわきあがる…

**かかとの鳴るブーツが身軽に角を曲がりますほとほとと花と水とが匂いたつ行路を夜過ぎ石垣に並んだパイプの口から漏らした水の先グランドピアノ脇に写る譜面が二つに割れるトラデルシアトラヴィシア南から吹く風釦釦 ***よろよろよろめいてよろよろと座り込む手にとる…