Iran / Seyyed Ali Khamenei 最近のメディア 遮情


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Message of ayatollah Seyyed Ali Khamenei, Leader of The Islamic Republic of Iran

In the name of God, the Beneficent the Merciful
To the Youth in Europe and North America,

The recent events in France and similar ones in some other Western countries have convinced me to directly talk to you about them. I am addressing you, [the youth], not because I overlook your parents, rather it is because the future of your nations and countries will be in your hands; and also I find that the sense of quest for truth is more vigorous and attentive in your hearts.
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欧米の若者に向けた最高指導者のメッセージ 
http://japanese.irib.ir/news/leader/item/51540-%E6%AC%A7%E7%B1%B3%E3%81%AE%E8%8B%A5%E8%80%85%E3%81%AB%E5%90%91%E3%81%91%E3%81%9F%E6%9C%80%E9%AB%98%E6%8C%87%E5%B0%8E%E8%80%85%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8-%E3%83%BC-%E5%85%A8%E5%86%85%E5%AE%B9

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、欧米諸国の若者たちに対し、イスラムの真実について調べ、世界のメディアや政治家のイスラム恐怖症を広めるための騒動に屈しないよう求めました。

ハーメネイー師のこのメッセージの内容は以下の通りです。

慈悲深く、慈愛あまねき、アッラーの御名において
欧米諸国の若者たちへ
フランスでの最近の事件、そして西側の他の国々での同様の出来事を受け、私は直接、これらの出来事に関して諸君に語りかけることにした。
私が語りかける相手は、あなた方若者たちである。
それは私が、あなた方の両親を気にかけていないためではない。
そうではなく、私はあなた方の国家や国民の未来があなた方の手の中にあり、あなた方若者の心の中には、真理を探りたいという感情が高まっているのを知っているためである。

私が語りかける相手は、政治家たちでもない。
なぜなら、彼らは意図的に、政治と真理の道を分断したと信じているからだ。

あなた方とイスラムについて話したいと思う。
特に、あなた方に提示されているイスラムの姿について。

この20年、特にソ連が崩壊した後、この偉大なる宗教を恐ろしい敵に見せようとするために多大な努力が行われた。恐怖や嫌悪を植えつけ、それを悪用する動きは、残念ながら、西側の政治史において長い歴史を有している。
ここで、私は西側諸国がこれまで植えつけてきた様々な恐怖症を取り上げるつもりはない。
現代史の重要な出来事を一通り見れば、西側政府が、他の文化や国民に対して、不誠実で偽善的な態度を取ってきたという事実が分かるだろう。
それらは新たな歴史の記述では削除されている。

アメリカとヨーロッパの歴史は、奴隷制を恥じ、植民地主義時代を不名誉とし、非キリスト教徒や有色人種への弾圧に苦しんでいる。
あなた方の歴史学者は、カトリックプロテスタントの名のもとに行われた流血、あるいは第一次、第二次世界大戦で国家や民族の名のもとに行われた殺し合いを深く恥じている。
このような態度は賞賛に値する。

これらのリストを挙げることで、歴史を振り返るつもりはない。
ただ私はあなた方に、有識者にこう尋ねてほしいと思う。

なぜ、西側の一般の人々の良心は、何十年も経った後に目覚めたのだろうか?
なぜ、遠い過去の良心に対する見直しは行われるのに、現在の問題については行われないのか?
なぜ、イスラムの文化や考え方への対応といった重要な問題について、一般の人々が知識を習得するのを妨げようとする努力が行われるのか?

あなた方は、"他者"に対する根拠のない恐怖や嫌悪の拡大、侮辱は、圧制的な人々の利益のためのものであることをよく知っている。

私はあなた方に、自分自身にこう尋ねてほしい。

なぜ、恐怖や嫌悪を広めるという古い政策が、前例のない激しさで、イスラムイスラム教徒を標的にしているのか?
なぜ、世界の権力の構造は、イスラムの思想を脇に追いやり、覆い隠されたままとなるのを望んでいるのか? 
イスラムのどのような価値観や内容が、大国の発展を妨げ、イスラムのイメージを壊すことで、誰の利益がまもられるのだろうか?

私の第一の要求とは、
イスラムのイメージを壊すための動きの陰にある動機を調べてみて欲しいということだ。
第二の要求は、
先入観を植え付け、人々を迷わせるための大量のプロパガンダや世論操作に対し、この宗教を直接的な情報によって知るよう努めてほしい。
正しい理論から言えば、あなた方は、恐怖を植え付けられ、引き離されたものの本質について理解する必要がある。

あなた方に、私や他の人のイスラムに対する理解を受け入れて欲しいとは言わない。

私があなた方に望むのは、今日の世界において、効果的な真理や活力であるイスラムが、先入観を伴って感情的にあなた方に提示されるのを許してはならないということだ。
そして、彼らが偽善によって、雇い入れたテロリストをイスラムの代表者として紹介するのを許すべきではない。

イスラムに関する情報を、元来の資料から手に入れてほしい。
イスラムに関する情報を、コーランや偉大なる預言者の人生から入手してほしい。
あなた方には、直接、イスラム教徒のコーランを読み上げてほしい。
あなた方はこれまで、イスラム預言者の教えやその人道的な原則について調べたことがあるだろうか?
イスラム預言者を、メディア以外の資料から理解したことがあるだろうか?
これまで、イスラムの価値観が、世界に最大の思想的、科学的な文明を作り出し、幾世紀もの間、最大の学者や思想家を育むことができたのはなぜかと、自身に問うたことはあるだろうか?

私はあなた方に求める。
根拠のない悪いイメージ作りが、あなた方と真実の間に感情的な溝を作り、あなた方から中立的な判断を下す可能性を奪ってしまうのを許さないでほしい。
今日、メディアの社会は地理的な国境を知らない。
それでもなお、彼らがあなた方を、偽りのイメージの線引きによって囲むことを許してはならない。

誰も一人では、この空洞を埋めることはできないが、あなた方のそれぞれが、自分と自分の周囲の人に明らかにするために思想と公正の架け橋となることはできる。
このあなた方若者とイスラムの間の問題は望んだものではない。
しかし、あなた方の好奇心に溢れた頭に、新たな疑問を作り出すことができる。
それらの疑問への答えを見つけるための努力は、あなた方にとって、新たな真理を突き止めるための適切な機会を作るだろう。
そのため、イスラムについての純粋で正しい理解に至るための機会を失わないようにしてほしい。

そうすれば、あなた方の真理へと向かう責任感により、未来の人々が、イスラムと西側の間の交流の歴史を、より明らかな良心と、より小さな苦しみによって見つめることができるようになるだろう。

セイエド・アリー・ハーメネイー
2015年1月21日


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2015年1月25日 0時34分 NHKニュース

インターネットの動画サイトに掲載された画像には、後藤さんを名乗る男の声で音声がついていて、「これはイスラム国で私と共に拘束された湯川さんが殺害された写真だ」と述べています。そして、家族や同僚などに「日本政府に圧力をかけ続けてほしい」と呼びかけています。

そのうえで、「彼らは、もう金は欲しがっていない。だから、テロリストに金を渡す心配をする必要はない。彼らは、ヨルダン政府に拘束されているサジダ・アル・リシャウィという女性の釈放を求めているだけだ。彼女が釈放されれば、私は解放される。とても簡単で、実現可能なことだ」と述べています。

そして「これを私の最後のことばにしないでほしい。私が殺されないよう安倍総理大臣に働きかけて欲しい」と述べています。

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 遮情の法門の
 倹しく原罪を
 踏みしめる道
 
 功徳、失わせる、道
 扉を、閉ざせる、道
 悲を、一人二人、道
 罪を、積み重ね、道




https://m.youtube.com/watch?v=rqnm8KzHh5M

この会見から、察すること
 20日の配信影像がISISであるとするなら、
日本が国家ぐるみの対イスラム軍事(経済や政治も含めた)に動きはじめた、そうした介入の見せしめとして行ったのだろう。
ちゃんと交渉しなきゃダメだろうに、、
欧米のイスラム植民地化政策、そうした欧米への抵抗、お互い、人一人二人の命なんてなんとも思わない世界に、日本という国も加担し、愚かなことをしようとしている。

危機的推測や考察をふまないと、そうしないと、もう、本当に歯止めがかからない。
エドワード・スノーデンは、イスラム国ISISの指導者バグダディは、モサドとCIAとMI6が育てたと暴露】
http://bit.ly/1BP92oa.


辞めてくれ、本当に、
怒りや嘆きばかり、だ。

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ある記事を抜粋。

安倍首相の対テロ首脳会議出席

イスラム国への宣戦布告だ 
2015年01月24日 天木直人

 きょう1月24日の産経新聞が一面トップで書いた。

 安倍首相は2月18日からワシントンで開かれるテロ対策の首脳会議に出席する方針を固めたと。

 これは日本の命運を決める一大政治決断である。

 日本はこれまで対イスラム有志連合の会議には参加してこなかった。

 仏紙銃撃事件を受けて米仏主導で決まったこの首脳会議が発表された時も、この首脳会議への参加については一切報道されることはなかった。

 つい2日前の22日にロンドンで開かれた「イスラム国」対策を話し合う有志国の外相級会合にも、日本は参加しなかった。

 それには理由があった。

 日本はイスラム国を軍事攻撃する有志連合と距離を置くことによって、テロの脅威から一線を画すという明確な意図があったからだ。

 それが今度の邦人人質事件で変更を余儀なくされたのだ。

 今度の安倍首相の中東訪問における一連の言動によって、もはや直接軍事攻撃に参加しなくても、イスラム国攻撃に加担する国と見破られ、敵だと明言された。

 今度の邦人人質事件によって、邦人殺害の場合はもとより、たとえ邦人が無事救済されたとしても、もはや日本はイスラム国との戦いに参加せざるを得なくなった。

 それでも日本がこの米・英・仏主導の対テロ首脳会議に参加しない選択はもちろんある。

 そして私は何としてでも参加すべきではないと考える一人だ。

 しかし、安倍首相の頭にはそれはもはやまったくなくなったということだ。

 イスラム国の残虐性を見せつけられた国内世論も、対テロ首脳会議出席は当然だと考える者が大半だろう。

 こんな時に安倍首相の対応を批判してどうする、などとメディアが情報操作し、世論がそれに傾き、その世論におされて、安倍首相の対テロ首脳会議出席を批判する野党は皆無だろう。

 かくてきょうの産経新聞のスクープはその通りとなる。

 しかし、今度こそ日本はイスラム国の敵対国となる。

 邦人拉致にとどまらず、国内でイスラム国のテロが起きる。

 9・11から始まったテロとの終わりのない戦いの当事国となる。

 2・18日の安倍首相の対テロ有志連合首脳会議出席は、それほど大きな意味を持つのである。

 はたしてこの事を指摘するメディアは現れるだろうか。

 安倍首相のサミット参加を大きな誤りだと発言する有識者が現れるだろうか

(了)