http://m.youtube.com/watch?v=LPevva2STIQ 戦争に、原発に、政治にはっきりと抗い、言葉をやっていけてる詩人は、今この人一人だけの気がする。元気だ。勇気づけられる。特定のメディアや講演会だけに収まってしまうのはもったいないし、決してそれがいいとは思わないが、日本の詩人ももっと、政治社会に対し参加して欲しいものだ。言葉は生まれてその方、教えられるもの。外からやってきて、大人になるにつれ、その人の持つ、ものの見方、考え方を確固と決めてしまう性格がたぶんにある。時代の強力な危うい流れが今あるし、それを常識化しようと政治から画策する人たちもいる。私たちはそこからいったんはずれてみる。もう一度解きほぐす能力が要る。自他を見据え、独立し、一個人の市民感覚で、その社会的センスの望まれる時なのだと思う。「なかなかいいお天気やね、春も近いね、」…など…季節の話しなどと違い、政治社会ももっと気さくに、人と人と日常会話できるようになっていけば、日本でももう少し、市民社会が根付くだろうな。と考える。素朴に、そうしたもが多く活きづく環境でありたいと思う。アーサービナードさんは、市民センスを開かせてくれる大事な存在であるように思う。外から日本にきて、ここで見て感じることが、いったいどんなものか?。聴いていて、自分の凝り固まった頭を解きほぐしてくれた。風刺やユーモアをまじえながら、かなり辛辣だった。たいへん胸に刺さる。霞が関の言語中枢に、彼らの言語ゲームに、自分(たち)がまんまと乗せられていることに気づく。改めて言葉を失う。 他にもたくさんのお話しが聴けた。短い時間だが内容がとても濃いい。 ジーンと考えさせられた。忘れずに残る話しもあった。  小出さん、近くレクチャも開くようだから是非とも聴きにいきたい。