統計的有意差

「嘘には三種類がある。普通の嘘、ひどい嘘、統計である 。」  世界的に有名な小冊子「統計を用いて嘘をつく法」Darrell Huff ― How to Lie with Statistics― の冒頭にそんな名言があるときく。その本、高校生でも理解できる、理系のバイブル、ブルーバックスで、編纂されていることを最近知り、昨晩、帰りの本屋で取り寄せた。 まぁ(いつものみんな読みたくないテーマ、原発問題に関する記事になってしまうが)まぁあんな出鱈目な科学論で統計学を(核放射能の)リスクコミュニケーションに安易に用い、その統計学のとやらの"と"の字もない、低レベルなドクターマシリト、山下俊一や鈴木慎一らがいかに、まやかしな啓蒙を、市民に、社会に、行政に向け、はびこらせてきたか、レクチャできちんと証してくれいる。http://m.youtube.com/watch?v=ElhLkotA0m4&guid=&hl=ja&gl=JP&client=mv-google 特に(25分前後〜)忌まわしい絵図がいまだに、病院から学校から、各家庭の子供たちに、総被曝線量やパンフレットなどのなかに、あの忌まわしいイラストが載っていることが気になっている。いずれあのイラストは、原子力問題の資料の有名な汚点として長く長く残りますでしょうね。これからもずっと、広報でこんなものを掲載し続けるなら、ますます、彼らの化けの皮が何枚も剥がされ、自分たちの首を締められることは、いずれわかることです。 まぁ仕方のないことですね。 ったく彼らの出鱈目な学術世界通用せぬ、世界的に物笑いのネタにされそうな連中のあいつらの頭に、騙されないでくださいよ。 科学は人間の心情に左右されずきっちり自然の摂理に則り決めていくのは、第一の前提。人間中心に好都合や不都合な解釈で、科学の専門家だからと、あやかりがちな私たち。そんな科学に疎遠な私たちに、事態の本質を漠とさせ、安全第一でなく安心第一。そんな精神科学や心理学(心理学は科学であっても暗示もまじないも心理学)。を社会全体で客観認識、共通認識、さぞやご立派にみえる論を基礎に重ね重ね、先導してるんで。 このレクチャ 確率統計の勉強にもなるから、中学生、高校生、大学生も、このレクチャ聴いて。私たちの身に降りかかっている実例からの教材だから、いろいろと学びも早くて深いと思う。そんなつもりはなくて、科学はまったく嫌で、ドクターマシリト、彼らの詐欺犯罪を、しっかり記憶しておくのもありかも。 「 統計の有意差」その本質的理解をまったく解していないこいつらが、出鱈目を振りまいていて、挙げ句の果てが今だから。騙されんなみんな。 〈捕捉〉  有意差の設定は、社会観倫理観と自然科学の双方の境を踏む。 たとえ同じ1%の数値、その公準を決めるといっても、赤血球数の差が認められるかどうか、と、飛行機が墜落するかの危険率の差異とは、自ずと異なるのは当然の理解である。有意差の有無を科学的に問題化する時、先ずは有意差がないを前提に、その誤りを犯した場合、被る損害、その重大さの度合いを天秤にかける。    そういうきちんとした科学的因果を手続きをきちん踏まないで、それで、「客観的に…」だとか「科学的に…」だとか話しの頭にくっつけ居直る行政官僚政治家。……ところで、日本科学者会議。いったいあの団体何やってんだ?、やっぱ国体政策のカネと権威に釣られる仲間か、御用科学者の溜まり場か、真の科学者であるなら、こんな科学を堕落させている誤りを見過ごすはずはないだろうに。きちんとこの問題をとりあげ検証しなきゃ!!。日本科学者会議にも今度、抗議してやる。……以上、記事長くなりました。)………血圧が上がって仕方ない。1日おきに眠れない。私怨、恨み辛みはあまりよくない。