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イカロスの墜落
われわれは ソラをみない
ただ残像だけがある
（視覚から逃れえぬ ・・・影）
単性生殖から成る自己増殖の海へと
突き落とされたのは
イカロス
芸術との創造である
だから われわれが
急降下する者が
飛ぶ鳥で
泳ぐ魚であり、とも
神話に生きたイカロス
を一枚の絵を描いた
創造に生きたパブロ・ピカソが何を
描いたか？
・・・・オマエが生きたソラを
なぜおまえは飛んだのか！
ALEXANDER DENIKA "russian icarus"
http://www.island-ikaria.com/multimedia/art20.htm
『2つのセカイ』
一つの世界／
縦横、手前、奥の“ど真ん中”
プラスとマイナス“ゼロ次元”
そんな点が必ずあるはず
二つの世界／
光にかざし、
手指で点を探し当て
曇りないまっさらな
透明体のなかに隠れ
レンズ
もう一つの世界／
音のない暗い暗い。
かすかに睡れた細い蜘蛛の糸を
指先でつまんで針穴に通し
チョンと突き出した糸をそのままに
“世界を静止させる”。
ことを見出しはじめて
完結される
詩（ポイエース）
＿＿＿ あああ へぇへ し ------------- ぁ も ぁ------------------- ぁぁぁ 念力 念力 念力でいやーそりゃーはかりしれぬ 歌白熊りりりりりりりり。ばからんばからんかけるくかけるく。ゆううぅぅぅぅぅうううう しょんしょん。れぼろれぼろれぼろれぼろれぼろれぼろ。白白白白白 キキキキキ モヤモヤモ 霜霜霜霜霜
ベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベ ベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベ ベベベベベベベベ ベベベベベベベベベベベ黒黒黒黒 ベベベベベ ベベベベベベベベベベベッベベ 傘傘傘傘 ベベベ ビビビビ ベ ベベベベベベベ 雷雷雷雷 目 弱弱弱弱 ベベベベベベ 魚魚魚魚 水水水水 遊泳遊泳遊泳 骨骨骨骨 弱弱弱弱 雷雷雷雷 ビビビビ ベベベベ ベベベベベベ 傘傘傘傘 ベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベベ 黒黒黒黒 ベベベベベベベベベベベベベベベベベベ ベベベベベベベベベベベベベベでいやーそりゃー どはーぶはーどいれーどはーぶはーどいれーどはーぶはーどいれーびゃーっとぶらっときゅーでゃーっとでゃーっとでゃーっとじゃーとじゃーとじゃーっとでいやーそりゃー どはーぶはーどいれーどはーぶはーどいれーじゃーとじゃーとじゃーっとでゃーっとでゃーっとでゃーっと じゃーとじゃーとじゃーっとびゃーっとぶらっときゅーじゃーとじゃーとじゃーっとびゃーっとぶらっときゅーじゃーとじゃーとじゃーっと 分断分断分断 決裂決裂決裂 滅多滅多滅多 死物死物死物 邪悶邪悶邪悶 惰愉楽惰愉楽 溺睡溺睡溺睡 眼力見識侮蔑 拡大拡散塵塵 ・・・・・ 窓辺に青い 感覚 ・・・・ 言葉がさやぎ 羽音が 季節を贈る 詩的に完全無防備に言語世界は 私の意のままに繰る 詩言語を わが胸に 奥底に 広げられたし 鳩よ あなたが 密使者より送り詣で来る 伝書を届けられた そのとき私は密約の諸事項を 知ったがために ヴィジョンを走らせ 美音を引き抜く あらゆる行間から同時に言葉は、開け放たれていったのです わが胸に 奥底に 広げられたし 鳩よ あなたが送り詣で着きた伝書が 詩的に言語世界をあなたの意のままに作らせていくのですわが胸に密約の諸事項を 知らせた あなたの意のままに言葉が繰る いったい密使者が誰であり何たるかをわたしは知るすべもありませんその本心たるや核心はみえず 今でもおぼろげに月は青く曇っているのであります ただできることは わが胸に 奥底に 広げられたし 鳩よ その未来に私がその事象を具現化させ、詩人であるところに 詩人がたどるべき、何かしらの必然的史観に私もまた立つべきだと 思い知らされたのです。 わが胸に 奥底に 広げられたし 鳩よこの旨をあなたの主にお伝え申してください。 わが胸に 奥底に 広げられたし 鳩よこの旨をあなたの主にお伝え申してください。 <>*<>*<>*<>*<><>*<>*<>*<>*<><>*<>*<>*<>*<><>*<>*<>*<>*<><>*<>*<>*<>*<><>*<>*<>*<>*<>母胎子宮-------神聖な領海域に浮かぶ陸の小島、 あらゆる具象絵画に覚醒されて その海図は描かれている 現実世界-------------沖を遊泳する嬰児、魂の潮汐に順応し 陸に打ち上 げられた死物 人間を介した溺死者がままに ありく黄泉の那 呪文---------------上皮のぬめり、異臭を放ち 言語をまとい 着せる衣 鱗片掻き あえぐ苦悶 息絶え絶えに魚の口から 海馬があく そしてかの衣より呪術が解かれる 詩人--------死に急ぐモノなら さらばとゆかしき おぼろげ やや茜色である 生ゴミと予感したが はじまりは 腐敗から （自評：意識と無意識の境界を連動し、100％驚きの事象がここに具現化されているのか？ いやいや説明しつくす態度があちらこちらに見えていたではないか？ 詩人を腐敗と称するは単純に侮蔑した態度ではないか？ 考え改めねばなるまいよ<>*<>*<>*<>*<><>*<>*<>*<>*<><>*<>*<>*<>*<><>*<>*<>*<>*<><>*<>*<>*<>*<><>*<>*<>*<>*<>れぼろれぼろれぼろ――世界史 バルバロイ の音読に由来する レボロ。 これを連記させたもの白熊りりりり―――― 映画の題 マリリンに会いたい のマリリから習って マリリリリ・・・の音読が 実に美音だ と驚嘆した なお、他の言語は装飾的な後付けにすぎない。 ばからんばからんかけるくかけるく――――バカランバカラン （馬が）駆ける句 （馬が）駆ける句 干支にちなんで新年 造語ゆううぅぅぅぅしょんしょんー――ションションの ション 音読するのも恥ずかしくなるほど 面白い 幼年期に 耳で はじめて覚え、声にした発音であろうと思う ゆううぅぅぅぅ はどうでもよい後付けにすぎない遅れ申して はや 月日はとっくにとうのようでいやいや もう とっくに成人式も過ぎましたから臆してここから遠くに 過ぎ去りし行く年月を惜しんでばかりじゃあさあもーねむ バカラン バカラン 駆ける句 駆ける句 <>*<>*<>*<>*<><>*<>*<>*<>*<><>*<>*<>*<>*<><>*<>*<>*<>*<><>*<>*<>*<>*<><>*<>* <>*<>*<> （Ｃ）genkou 2002
