2011-10-01から1日間の記事一覧

東北で呑まれたひとりの女だった 久野めぐみ 

部屋のあちこちで考える。立ったり座ったり部屋の灯りをつけたり消したり音楽をかけたりとめたり、記録しているマも魔も、同じ事を考える /8年前、彼の女がこんな言葉をもらした/イラナイ人間ッテイルト思ウ? /誰からかそんなふうに言われた?自分がそう…

むかぁし むかしの そのまた ムカッシ の詩

いつか見た風景 最小で精緻な姿かたち。 燐光、接吻、夢精、震えてる、少年 すぼめる、一つの、白霊の吐く息じゅういちしごのとき、 はてさて、チューヒィラミチシビー貫通する額がさかむけている顔面フード 霞む涙目は白糸紡ぐ頬を、寄せては返す怪呀のほと…