居ない

帰りがけいつも吠えていた近所の犬が居ない、檻の鉄格子が外され、地面のコンクリートが解体されていた。 離れで吠えた犬であったが、私が少しずつ近づき檻から手を入れると、すり寄ってくるのだ。 あぁ、あなただったらわかる、みたいな感じで、その犬とよく触れていたのだが、美しい白い犬だった。




パティ・スミス

“We are all being fed by corporations, by the military ”

 Patti Smith is an American singer,rocker,poetical-writer.

http://billmoyers.com/2015/07/04/patti-smith-summer-of-rebellion/

「私達は軍隊企業からすべて、供給されている」

アメリカのロックの詩人。パティ・スミスの一言

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【私心】

政治主導権を握る今の右翼政治家は、国民の自由や民主主義や人権や憲法を弱めたり無視することを平然と行っている。

日本政府は、自由や民主主義を抑えつけ、アメリカと同じような軍事社会を理想としている。

大勢の国民がそのことを薄々感じながら、ボイコットする者、支持する者もいる。

多くは考えないようにしている。軍事的な権力、軍事的な資本経済が日本社会に持ち込まれようとしていることにあまり悩まないで暮らしている。

心配しながら、同時に、放任している。

国民の多くはあまり望んでいない。だが生活水準を維持するためには仕方がない、良心は少しずつ麻痺している。アジア隣国との敵対の意識を広げ、正当化している。

アメリカの軍事社会を見本に、アメリカの軍事社会に従い、その道のりに反対の声やアクションを起こす人々も中にはいる。

しかし、日本では、政治を国民が監視し、国民の手でボイコットできる、ヨーロッパやアメリカの抵抗権や革命権がないため、そうした光景は異常な状態に見えてしまう。

右翼政治家は彼らのアクションを左翼的な思想とし、政治的なテロと見なしている。

アメリカのリベラルの人々から見たら、日本政治の異常な振る舞い、軍事的な政策をいくつも法制化し、主要な法案に対する民意を無視し強硬採決する様子は、まるで、軍事クーデターと同じような光景に映ることだろう。