久しぶりに

久しぶりにネットごぶさたであった。

マイネッケ という 社会学歴史家の、「ドイツの悲劇」、を長い時間をかけて読んだ。最近はネットをシャットアウトしていて、政治学社会学の書籍に食いいっていた。 丸山真男の書籍のおもだった政治論をおおよそに、その丸山さんが紹介してくれたマイネッケ。「ドイツの悲劇」、ヒトラ時代の政治内の抗争をリアルな叙述でつぶさに詳細に書いていた、かなり、だ。 やはり同じように、今酷似する日本政治の流れと的を得てしまう。走馬灯のように妄想が走ってしまうのだ。ファシズム到来をビルヘルムのプロイセン帝政から、ビスマルク首相にさかのぼり その必然性を探っている。日本の官僚がどれだけファシズムを研究しているか、がマイネッケのドイツの悲劇を読んで、改めて、感じた次第である。プロイセン軍国主義にはじまる、「国防軍」というネーミングも ここからきているのかしらね。現在はスイスにもあるが国連の規制のなかにあって、しかし今の集団的自衛権での自衛隊派遣は国連決議を無視した形で進めようとしている。 この前、安倍晋三が、地方創生と言って地方選挙に臨んでるようだが、以前、国会で 日教組 日教組 ととりつかれたようにつぶやいていたそれと、今回はこの「「ふたつ」をセットに統一地方選挙に臨んでいたのは、おおよそ察しがつく。
ヒトラー・ユーゲント(ナチスの青少年組織)を今の日本会議で固めた閣僚取り巻きが、麻生も安倍もそんな日本の姿を夢みているのだろう。 そういう「第三帝国の実験」(マイネッケ)を一度日本で試しているのだろう。日本の国政が本当にどこまで行くのか気がきでならない。