イースタン ユース 吉野さん宛てに Fun letter たぶんマネージャでストップか 悔しい! だったらオッカケるか



 http://www.youtube.com/watch?v=V8qL7XEL14g
          青すぎる空


戦慄の雷イカズチを                   詩的に完全無防備に言語世界は
落とす役割は                    あなたの意のままに繰るのです
必至の責務に                    わが胸の奥底に 広げられた鳩
かられて
失念と失望に綴じ                  あなたが時の伴より送り詣でる 
怒りを山瀬                     伝書を届けられた 
目に見えぬ                     俺は
大陸と大海の肩に                  密約の諸事を 知ったがために
触れるその霊は                   ヴィジョンを走らせ美音を引き抜き
目に付随する瞬間トキを宿し             あらゆる行間から言葉は同時に
永遠の                       溶かれ放たれていった
イメージを模るように
決定的で
半ばちぐはぐに踊ってみせた
ハンモックの黒い赤子の
ふたつの手のひらが振っている
喜びと哀しみを握りしめた拳を
幾多の先人の斜交いを滑りながら
緑の萌える 幾多の彩りを
いつか見分ける瞳を 視るだろう

暗い瞼で乳房を咬みながら
味わう豊潤な歓びを
いつか観る瞳が知るだろう
そうして人の愛くる世界を
聲の側カタエに看るだろう

僕はクシャミし
毛布にくるまり
耳障りな
ヘックシ

風邪をヒク よな
カスカラカン
ほこりの掘っ立て小屋の街に              わが胸の奥底 広がる鳩よ 
立ってるみたいでしょ                 あなたが送る 実りの蜜を 降らせている
しークシ                                   意のままに言葉を尽くし、、、
鼻水、ポシュン
涙、ポロロ
ヨダレ るるるh ooラララ

キミがクシャンとクシャんだから

ぼくは
鼻水、ポシュンだ

涙、ポロロ ロロロロロ
ヨダレ るるるh ooラララ                盲目のタクトに神経を尖らせ
                           両の指から半身・全身・肩身
                                       
輪踊ワルツ                      気を込めて サッと振り上げ            
哀愁の山河
橋のたもとでタクトを振っていた。
年老いた男は目を閉じ
じ〜っと、ニッコリ                  そうしてゆっくりと
黙り・コックリ     
うつむぃた                      指揮棒を降ろしていった                                 
鈴の音が
聴こえていたのだろうか。               いつか消えよと この別天地                          
                           空より、あげつらう
                           君たちへのレクイエム
        ※                               


呑み干されたワイングラス とシンバル                 ならば
人差しの指先を赤く注いで過去の眠り                      
うわずる声にと唇絡み合う、吐息の音階                 されば                                   
フェニキア ソロモンの ルカチア                        
蝶の舌 宝石の ルカチア                           さらなれば                 




気持ちよく眠る汝の袂                  わが胸の奥底に 広がる鳩よ       
緋色のくちびる                     事象物象森羅万象、具現させ 
マイクを忘れた                
緋色のくちびる                           
反吐の寝息が立つ音の                  鳩は堕ち、                      
膨らむ腹部に膨らんだ
聴診器をあてながら                   鳩は堕ち、
女郎の群れ飛ぶ蠅ども                                                                    男どもの胡散な五月蠅い                 あの密者は、いったい誰か、
過去に萌すキザスその記憶

一人の女は寝息立て
弦の呼吸を知っているように
知ったかぶり、無口なままに、             その本心たるや核心みえずも
番いは閉じていく
朝の星を片方に携え                  今も月は青くおぼろげだ 
たがいに夢見る盲信
涎をたらし合い
呑み干されたそいつのグラス
に残り滓のワインを注ぎ
いまだ眠らず
自分の方膝を抱えながら
独り、目醒めるそいつの朝陽となろうか           わが胸の奥底 広がる鳩よ

煙草を吸い噴かす煙 
飲み残しのワインをあおり                  主に  この旨を
寒さに打ち震える 
鳥肌のたつ 路上の傍らで                  俺から  あなたに この旨を 
調子を合せながら
吹雪く眞白い、頬を                                                       
瞼の欄干の体温を、


ひねもす
よもすがら
面長き南国のブラジリアから来た                わが胸の奥底 広がる鳩よ
玄関の扉で佇む                        わが胸の奥底 広がる鳩よ
いつかの女が かえる                      わが胸の奥底 広がる鳩よ


汗ばんだ長シャツを通し                          /
自転車を押しながら
空には頬骨が浮いていた                          /
骨格の雨粒が
群雲かげから
隠れて見えた                               /
顔と顔とが
仰向くように

 
 ホッテンの渦巻き 青く色なず ギャラクチカ               /
                                     /


雨宿の軒下                            凡庸なる精神の牢壁に塞がれた                
銀河の暗天                                 
青く紫き花弁が                          かかるやの静寂を崇いし時伴に                                                             
顔をうずませ
うず高く                             願ってやまぬ安逸がたいそう穏
湿めりを吸い込む

清浄より狂えて                          やかに 幼いまま、聴いた 歌
焼け焦げ臭く 
静かな詩歌の
筝柱の弦の茎                           (イースタン・ユースの吉野に献じ)
鋏を入れて






 ゆぅるる夜道に 花が咲いた 顔色見えた


 ヒィダひだの肩に落つ 雫の染みた青いシャツ
 
 ゆうらュラ揺られて雨宿り 玉の汗がポッポッと
 
 しゃがんでうずくまる

 ホッテンの渦巻き 青く色なず ギャラクチカ



              /
              /
              / 


                
                
                
                




               
                

http://www.youtube.com/watch?v=QzqlB5RhIls

    
                         


                          

  http://www.youtube.com/watch?v=GA_FeWufKbk&feature=rellist&playnext=1&list=PL61D38494FFC52F8A

 三人バンド編成は一番むつかしくかつ いいバンドはやっぱり三人だ
 同じ一点に集中する 音が研ぎ澄まされる ドラムベースギターボーカル
 その唯一無二のサウンド が 素晴らしかった 生で聴いてほんとうに

 なんだろう、この人たちのサウンド!!!! 過去に今まで一度も聴いたことがなかった。
 歌声は大音量のライブでつぶれるだろうな、と思っていたが、まったく負けていなかった。
 
 吉野さんは、とても小柄だった 身長160ぐらい、なのに、なのに
 象の足 犀の角 牛の鼻のどでかい とてつもなくどでかい図体
 ステージ上の大地に 一足 一足 足を 踏み落とす でかい でかい 
 絶壁頭の海坊主が  観客の頭を飛び上がり 一足 一足 踏み落とす
 
 この吉野さんの存在を教えてくれたのは、ある一人の親友だった。
 彼は、もう居ない。でも彼もきっと僕と一緒に聴いていたはずだ。きっと、きっと
 

 久しぶりにいいライブに足を運べた。 礫礫 10月24日 記