土台
土台
用意されたものにすがり私がそこで信じていたものがただの幻想であったことがまことに恥ずかしい
芸術性は作品のなかには無くむしろ受感する側のほうにあるのかもしれない。受け手の知性感性身体経験、現在。その彼の側でなにかしらの芸術性を芽生えさせそれをとらええて…そのモノは作品として成立するのだ、と。
確かにその通り。あたりまえすぎる話し。推し進めれば確かにその通り。
安穏と一体化したモノを切り崩す。破壊
断絶・出現の対立的繰り返しのなかから、練り上げる
土台
予め用意されたものに付加価値を与えるなどというやり方では到底創造とは呼べまい。外の環境が私になにかをもたらしてくれるなどという期待を、何年もだ何年も!
わたしでないなにかに依存し、みずからの信念も思想も薄っぺらなまま、あらかじめ用意されたなにものかにすがる、みじめさよ。
まってながされ
あるがままに
ながされ
ようやっとぼくぁ
ここにきた
というしにざまが
めにうかぶようだ