月夜空を翳る雲 草原のなかをひた走る 月の夜の午前3時、網目模様のモアレが部屋に白夜のように影を落としながら、夜が静かに沈んでいくせせら笑いをする背中をひっくり返し、畳と雲と天井の間に射し込む光に寝そべり、しけたモクのむくろのお腹を両手に組…
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