音楽を聴いている - 　玄考　記

音楽を聴き一度に１０００回ぐらいはお辞儀をしている　　
詞の上と下とにりずむが響くと手足が好きに動き始める
耳の裏側のあまり聴こえないところに音がする
言葉に意味や理解を求めないでその人はお辞儀を続ける
声は心や体のどんなものも音楽に変わってしまうその人
その人はほかの誰よりもその人になってやってくるのだ

在るものはあまりないが無いものもあまりない
前も後ろも、上も下も、私の体の一個もやはり
同じように元々なかったはずのものだったのだ

音の鳴るところへ細胞が一つずつ集まりはじめる
詞をすり抜けリズムをはさむだりすると手が届く
音の切れ端を残して消し去る余韻が時折胸を突く
言を次次といろんな意味や理解に置き替えていく
しかし、私は　静かに空しく存在してしている
その肉声を誰よりも信じていたその者が現れて
その人をその人にさせる

前触れは前後不覚に上下の平衡感もないまま音が
詞や歌や音楽でいつも頭の天ぺんに集まってくる
砂粒ほどの細胞が全身ばらばらに在っても次次と
現れたり壊れたり消えたりして１０００回ぐらい
私は彼らにお辞儀をする

音楽を聴くということ

http://www.youtube.com/watch?v=pT4IufMeyYA
http://www.youtube.com/watch?v=cRnZ4CQBYGs

http://webneo.org/archives/24743

http://www.youtube.com/watch?v=NI3H7KQE9Gk&index=4&list=RDXg60JmFhTMs

http://youtube.digru.com/?v=Eleni+Karaindrou

http://www.youtube.com/user/PlayingForChange

長時間作業用
　https://www.youtube.com/watch?v=vCYk9CRx0g8

DUTH LIGHT
http://vimeo.com/channels/staffpicks/110698279

ku-ti-kuti-
https://www.youtube.com/watch?v=iro94fqsQBA