家族あてに殴り書く手紙

大変おそくなりました。先達の展覧会の写真おくります。
お元気?

最近は東北、福島の出来事を休日になるといつもいろいろ情報を得て考えさせられる始末です
ニュースにも新聞にも報じない出来事が進んでいながら、多くが知らされず、安穏としている
訳にはまいりません。

手紙のなかでプリントしたPC文書はネットで公開されながら多くに知らされないデータの
一部ですが、このデータすら信頼できるものではもちろんありません。
東電と原子力安全・保安院IAEAに提出する報告書です


とにかく被曝から守るために生活者は遠くへ避難しなきゃいけないのですが
今の政権でなにひとつその点は動いてません。チェルノブイリ原発事故が
一国の崩壊を招いたことが、この日本で起こりえるということです。

月刊誌京都ネットワークと不和哲三氏の冊子を入れておきました。
父、母はよくわかるまともなことを言っている冊子です。

今関東は放射線管理区域にすっぽり入っています。つまり放射線業務に携わることができる
区域です。原発労働者が被曝する空間線量のなかで、日常生活が営まれているということです
防護服も着ないで食事厳禁の中であるはずの区域で、当然子供も妊婦も立ち入り禁止区域で
生活を余儀なくされています。



はなしは変わりますが、東大アイソトープセンターの児玉教授という方がいて
PCネットで注目されています。福島の除線作業で筆頭に立っている人です。

国会答弁その後の記者団のコメントで、働いている親会社島津の製品をなんとか
早く製品化させてくれ、総理は社長んとこいって頭下げてでも早く製品化させてくれ
と訴えてました。職場の上司に聞いても知らない、その測定器はまったく未だ生産体制にも
入っていません。遅いんです 国も企業も!!

もうそろそろ部屋に電気を入れようと思っていますが、ネット中毒が嫌なのと
電気料の一部が原子力開発に貢献されていることがネックです。

先達は楽しいひとときを過ごさせてもらいありがとう!!
いいお祭りと花火でした。

木下さんに分厚い本ですが一緒に梱包しました。
渡してくれたら、と思います木下さんの彫刻と
この人ドイツのエンゼルム・キーファのやってた仕事が
なんとなくピンときましたものですから。

また近く飯田に帰ります
また近く京都に来てください

遠藤先生もさきの飯田での展覧会についていろいろ話しをききたがっている毎週です。


  熱く手を差し伸べます

    9・11 玄考



父の絵の恩師の展覧会写真

ガンジスの祈り

涅槃