夏から秋へ、今日明日昨日
けぶる汗も遠のき
はまち頭の焼き魚
と、旨酒、生一本 *
阪急立ち食い
京都より断然うまい
大阪十三掛け蕎麦一杯
¥280
さぁすが、ほんまや *
水がこんなに美味しいとは、琵琶湖水を京都でくだして汚した淀川を、多摩川上水とおんなじぐらいきれいに浄化して
さぁすが誰だっけ
昔の旧友、そんな夢を抱いてた、岡山の化け学専攻、よかいちとニッコリ笑ってマッコリ笑笑
吐いて出てきたナトリウム、 Sc ストロンチウム…もうあかんぺき内部被爆はじまってる日本近海魚介類、かんべんし!九州近海かんばちお造り、マタンブシ、最後かも、、念念ひとかみヒトカミ舌鼓…すべての人間が悪い…すべてのオマエは…同罪である。誰でも知ってて…誰でも知らないふりをして…水に流して…蓋をして…いつしか健忘症になっていくだろ
今日は辞め
オアイソお願い。
生一本 *… 灘の吟醸辛口
ほんまや * …大阪で世界に認められた水。商標名“ほんまや"は、なかなかおいしい水だと聞く。
帰り道
++++
静かな双の岡古墳
かたえを歩きつ、
夏から秋へと夕涼む
今宵はおいも
人間と人間とを
ジネンとタオとを
たもつどうしだ
++++
余興の朝の句、二句
双びの岡の山裾流れる蝉時雨
ならびのおかのやますそながれるせみしぐれ
線香渦巻く片方(かたえ)たなびく、うたた、うたた
せんこううずまくかたえたなびく、うたた、うたた
++++ 終
真昼のヒグラシは遠退く、真夜の風に誘われる、はつ蜻蛉が玄関の戸に掴まっていた。夏から秋へとうつりゆく季節、今日を観る/8月20日