渡月のはしげたのつぶさなひとつめこぼしが、ぼくがそらにあがられないでいるのをみている。 したのよこのあおじろい川が、はかりしるときをしるかのようにぼくのたそがれを支えている。わたしのきこえぬきざしが自然のなかからわきあがる。 ∇今宵かぶく月 …
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